建設分野の特定技能外国人制度について
建設分野における特定技能外国人労働者につきまして、2022年8月30日に制度改正を行い、建設業種全てで受け入れが認められました。
それに伴い、「冷凍空調」職種での受け入れも可能となりました。
技能実習の「冷凍空気調和機器施工」職種として、実習している外国人の方も、技能実習が良好に修了した者についても、特定技能1号への移行が可能となりました。
制度改正において、新たに業務区分として「土木」、「建築」、「ライフライン・設備」の3 つに集約され、管工事業は「ライフライン・設備」の業務区分となり、よって「冷凍空調」も「ライフライン・設備」となります。
建設業種の特定技能外国人労働者を受け入れる際には、さまざまな手続き、届出等が必要となり、さらに国土交通省に「建設特定技能受入計画」の認定を受ける必要があります。
また、一般社団法人建設技能人材機構(JAC)への入会も必要となります。JAC へは、年会費として24万円と特定技能外国人の“受入負担金”として、受け入れる特定外国人一人当たり月額12,500円(年額15万円)を支払う義務があります。
しかしながら、JACへの入会については、日設連が JACへ加入(2022年10月1日付)しているため、日設連の会員企業については、JACへ入会する必要はありません。そのため、JACへの年会費24万円が免除されます。(免除を受けるには「建設特定技能受入計画」ご提出の際、日設連の会員証の写しの提出が必要となります。)
ただし、年会費は免除されますが、月毎の受入負担金(一人当たり12,500円/月)を支払う必要があります。また、受入負担金については、JACに代わりまして、日設連が収納代行をすることになっています。そのため、日設連よりご請求させていただきますので、ご理解ください。
なお、日設連の会員証は、会員企業様には発行していますが、紛失等された場合には、日設連事務局(03-3435-9411)までお問い合わせください。
その他、詳細については、JACのホームページをご確認ください。
問い合わせ先:0120-220-353